浴槽に出てくる異物(汚れ)
浴槽に自動湯張りした時に出てきた異物(汚れ)の写真です。
この現場は、追い焚き配管の長さが11メートルぐらいありました。
この汚れは、追い焚き配管内部の汚れと判明しています。
今回は、追い焚き配管(ツインチューブ)の一部内部潰れにより循環不良を起こしています。
こういった場合に関しては、まずは市販の配管洗浄剤で配管洗浄して様子を見る。
一週間たっても、おさまらない場合は燃焼機器の内部か追い焚き配管の疑いが考えられます。
工事業者さんで、よく間違われるのが浴槽内の循環口の極性(行きと戻り)のつなぎ間違え
同じような循環口でも、昔のタイプは繋ぎに極性があるものがあります。
現在の市販品はほぼ、無極性です。
循環口のフィルターを通して吸い込むようになっているのですが、一部出側にはフィルターなどの網がない場合があります。
このような場合、間違ってつなぐと、髪の毛など吸い込んでつまりの原因となります。
配管洗浄などの機能付き給湯機器でも、年に一度ぐらいは洗浄剤で洗浄をおすすめします。
洗浄剤は市販品でも構いません。気を付けるのは温度を高めにすることです。
汚れを落とすわけですから、少しでも温度高くなるように追い焚きなどしながら試してみて下さい。
長府製作所でも、専用の洗浄剤販売中です。
配管洗浄剤 1個(1回分) 2200円(税別)
お近くの販売店から購入可能です。